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Ikeshima Project
Advanced Seminar
セミナーの概要
● 炭鉱や離島での生活・医療・学校など、池島に関するテーマを設定し、
事前学習・調査を行う。
● 池島でフィールドワークを実施する。
長崎の西7キロに浮かぶ外周4キロほどの小さな孤島、池島。
戦後に開発がはじまり、2001年まで採炭の行われていた九州最後の炭鉱の島として知られている。いまでも巨大な採炭設備や炭鉱アパートが残っており、炭鉱施設や生活の現場を見学できる場所として、近年、注目を集めている。
炭鉱開発前の池島は、出稼ぎと農業・漁業を基盤とした島民300名ほどの寒村だった。それが炭鉱開発を契機に急速に発展を遂げ、最盛期の1970年代には8000名近くの人々が住むことになった。しかし閉山を迎えた現在では、100名強にまで減少している。小学校・中学校とも在校生1名、人口の7割を60代以上のお年寄りが占めるなど、少子高齢化が急速に進んでいることも特徴的である。
本授業では池島をフィールドに、戦後の経済発展、そして少子高齢化を迎える今後の日本社会のあり方について考えます。
大阪大学アドヴァンスト・セミナー
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